SSブログ

インセプション ラストと過去の真相 [映画]

スポンサーリンク




日曜洋画劇場で放送された映画『インセプション』。

以前もこの映画観たんですが、
「どうもラストがわからない」と
思った人も少なくないと思います。

ラストシーンで、コブが夢か現実かの判断に使っている
「トーテム」と呼ばれるコマが回っているシーンがありますね。

コマが回り続ける⇒コブはまだ夢の中に居る。

コマが止まる⇒現実世界に帰って来ている。

コマは少しずつスピードを落とし遅くなって、
僅かにバランスを崩し始めます。

それで、その後一体そのコマはどうなってしまうのか?

まあ、結末は視聴者次第って事なんでしょうけど、
できればコマは止まって、「コブは現実の世界へ戻る」と
なって欲しいですね。



もうひとつ、この映画で気になるのがコブの過去。

つまり、コブとモルの悲恋の物語なんですね。

コブは学生時代にモルと出会い、その後結婚しますが
いつの頃からなのか2人で夢に入って
自分達の好きなように世界を作るという夢に没頭してしまう。

モルは現実と夢の区別が付かなくなり
結局、自殺と言う道を選んでしまう。

そして、その自殺への引き金を引いてしまったのが
コブによるモルへの”インセプション”なんですね。

モルはコブがインセプションしたせいで
現実に戻っているにも関わらず、
「死んで早く現実の世界に帰らなくてはいけない」と
考えてしまうんです。

最終的にはモルの死によって
コブの心には常に罪悪感が付きまとい、
潜在意識に問題を抱えることになるんですね。

この映画のメインストーリーではないにしても、
隠された悲恋の物語なんです。



スポンサーリンク



nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。